セレーナ・ゴメスが、ボリュームあるフリルが目をひく真っ赤なドレスを纏い、南フランスで開催中のカンヌ国際映画祭で行われたフォトコールに姿を現した。

 Peopleによると、現地時間5月19日、ジャック・オーディアール監督の最新作『Emilia Pérez(原題)』に出演するセレーナが、フォトコールに登場した。この日彼女は、ジャンバティスタヴァリのオートクチュールコレクションから、シルクオーガンザ製のローズがデコルテを美しく飾るミディ丈ドレスを纏ってカメラの前に登場したそう。

 ドレスに合わせ、クリスチャン・ルブタンによるパンプス、そしてネイルも真っ赤で統一。ブルネットのヘアはレトロなカールをつけ、片耳にかけてレディライクな雰囲気を演出。メシカジュエリーのワイルドムーン・イヤリングと、スネーク・ダンス・リングを身に着け、会場を魅了した。

 『Emilia Pérez』は、引退して姿を消すために、女性に性転換した麻薬カルテルのリーダー、マニタスの物語。セレーナは、疑うことを知らない彼の妻を演じた。18日にカンヌでお披露目されると、9分にも及ぶスタンディングオベーションで迎えられ、セレーナは感動の涙を流したそうだ。