国内女子ツアーの第13戦「リゾートトラスト レディス」が23日に開幕。第1ラウンドが進行している。後藤未有(ごとう・みゆう)が4バーディー、ノーボギーの「68」でプレーし、4アンダーの上位で初日を終えた。

「リゾートトラスト レディス」大会初日

◆国内女子プロゴルフ <リゾートトラスト レディス 5月23〜26日 関西ゴルフ倶楽部(兵庫県) 6545ヤード・パー72>

 国内女子ツアーの第13戦「リゾートトラスト レディス」の第1ラウンドが進行中。朝7時にトップスタートした後藤未有が4バーディー、ノーボギーの「68」でプレーし、4アンダーの上位で初日を終えた。首位の小林光希とは1打差の2位タイ。

好発進した後藤未有 写真:Getty Images
好発進した後藤未有 写真:Getty Images

 出だしはパーを並べて粛々とプレー。8番パー3でバーディーを先行すると、11番パー4で12メートルを流し込んで波に乗ると、14番パー3と15番パー4を連続バーディーとした。

 ホールアウト後、「グリーンだけでなくフェアウェイも波々になっていて、(ティーショットが)はじっこに飛んでいった時は運みたいなところもあるし、ちゃんと真ん中に打っていないといけない。練習ラウンドでは難しそうと思ったけど、意外とパットが入ればなんとかなるんだな」と関西屈指の林間コースの印象を語った。

 今季は11戦中5戦で予選落ちと成績は今ひとつ。「68」は今季第1ラウンドの自己最高スコアだ。「ずっとパットが悪くてショットでつけても、バーディー獲れていないしピンチはしのげないしで、思うようなゴルフができてなかった。きょうは逆にショットがあまり良くなかったけど、ロングパットが入ったりシビアなところも全部決められたので、スコアに繋がった」と振り返る。

 前週「ブリヂストンレディス」は出場せずリフレッシュにあてた。「トレーニング重視で練習はぼちぼちという感じであとは休養をとってました。お姉ちゃんとマイクロ豚カフェに行きました。勝手に(自分に)乗ってくるんですよ豚が!」とうれしそうに話す23歳。

 米ツアーで躍動する古江彩佳や吉田優利と同じ2000年台生まれのプラチナ世代。初優勝の期待がかかるが「今年はなかなかチャンスがなかったんですけど、やっといいスタートが切れたので、このチャンスを生かして、優勝を目指してがんばるしかない」と本人もその気だ。

後藤未有(ごとう・みゆう)

2000年9月29日生まれ、福岡県出身。宮里藍に憧れて4歳からゴルフを始めた。20年プロテスト合格。21年ステップ・アップ・ツアー「かねひで美やらびオープン」でプロ初優勝。趣味はショッピングと韓流ドラマ鑑賞。大東建託所属。

e!Golf編集部