乙丸を矢部太郎、百舌彦を本多力が熱演 第17回の平均世帯視聴率は10.1%

 俳優・吉高由里子が、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を生み出した主人公・紫式部(まひろ)を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)。第16回では疫病の患者がいる悲田院で倒れたまひろを道長(柄本佑)が助け、徹夜で看病したが、まひろは気付いていなかった。だが、第17回では従者の乙丸(矢部太郎)がまひろに伝えたことで、SNSでは乙丸の評価が爆上がりとなった。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 疫病の中で倒れ、心配されたまひろは、第17回ではすっかり元気になる様子が描かれた。道長の徹夜の看病に助けられたが、意識のなかったまひろは気付いていなかった。そこで乙丸は「姫様を助けてこの屋敷までお連れくださったのは道長様にございます。一晩、寝ずに姫様の看病をされて翌朝お帰りになりました」と伝えた。

 SNSでは「乙丸かわいい」「いいやつ」「グッジョブ」「この世界の良心」「かわいさ爆発」「癒される」「よくやった」と絶賛の声であふれた。

 さらに道長に言われて従者の百舌彦(本多力)がまひろの様子を見に来た際には、百舌彦にも「いいやつ」と「かわいい」という声が目立ったが、2人について「ほんわかする」「このコンビ好き」という声であふれた。

 一方、ビデオリサーチによると、28日午後8時10分からNHK総合で放送された『光る君へ』第17回の関東地区の平均世帯視聴率は10.1%(個人5.8%)だった。ENCOUNT編集部