完成披露舞台あいさつに登壇

 俳優の舘ひろしと柴田恭兵が3日、横浜市内で行われた映画『帰ってきた あぶない刑事』(5月24日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇した。本作にまつわるトークで会場を盛り上げた。

『あぶない刑事』シリーズは、1986年のテレビドラマ放映以来、映画化、テレビスペシャルが展開されてきた刑事ドラマ。軽妙なトークと激しいアクション、他の刑事ドラマとは一線を画すオリジナルな世界観で人気を博してきた。『帰ってきた あぶない刑事』は『さらば あぶない刑事』(2016年)以来となるシリーズ最新作。“タカ”こと鷹山敏樹(舘)と“ユージ”こと大下勇次(柴田)が、元横浜港署刑事にして、「T&Y探偵事務所」の探偵として横浜に帰ってくる。

 舘は「今回は、今までとは違った、若い監督と、若いカメラマン、若いスタッフで新しい、違った『あぶない刑事』ができたと思う」と手応えを口に。「8年ぶりなんですが、8年間空いていた気がまったくしない。つい3年前くらいに『さらば』を撮ったような、そんな感じですね」と言い、オファーを受けた当時を振り返って「すごくうれしくて。すぐに『やりたい』とそういう風に思いました」とほほ笑んだ。

 柴田も「年をとると、月日が流れるのが早くて、僕も3年ぶりという感じがして」と同調。「舘さんと会えるのが本当に楽しくて」と言い、真山薫役の浅野温子、町田透役の仲村トオルにも触れて「この4人がそろうと本当に最強だな、という感じがする。実家に帰ってきたような、そんな感じで(撮影は)始まりました」と絶大な信頼を寄せた。

 柴田はさらに「絶対ヒットします! とっても素敵な映画ができました。ノリノリで始まってから、ず〜っと最後までノリノリ。あっという間に終わってしまいます。心にすてきなものが残ります」と猛烈にアピールした。

 舞台あいさつには、土屋太鳳、吉瀬美智子、西野七瀬、原廣利監督も出席。舘、柴田、浅野、仲村の4人は、同舞台あいさつの前に、レッドカーペットイベントにも参加した。ENCOUNT編集部