近藤誠一監督、茅森早香、醍醐大は来季も契約

 プロ麻雀リーグ・Mリーグのセガサミーフェニックスが10日、魚谷侑未・東城りおの2選手との契約を満了したことを公式サイトなどで発表した。

 同チームはこの日、近藤誠一監督、茅森早香、醍醐大との来季契約を結んだことを発表。一方で、魚谷、東城の両選手との契約を更新しないことを報告した。

 魚谷は公式サイトを通じて、「この度、契約満了に伴い、セガサミーフェニックスを退団する事となりました」と報告。「6年間、セガサミーフェニックスの一員として戦えた事を誇りに思います。会社の方にも、チーム運営の方にも、たくさん支えて頂きました。そして何より応援して下さったファンの皆さまにも感謝の気持ちでいっぱいです。来シーズンから一緒に戦えない事を寂しく思いますが、6年間の経験を糧に新たな道に進みたいと思います。セガサミーフェニックスと、私や東城りおプロの新たなスタートをこれからも見守って応援して頂けたら嬉しいです。本当にありがとうございました!」と感謝を伝えた。

 また、東城も「この度、契約満了に伴い、セガサミーフェニックスを退団する事となりました」と発表。「心残りは応援して下さった皆さまに、優勝をお届け出来なかった事です。ですが、この3年間を思い返すと、とても楽しく輝いていました。セガサミーフェニックスに選んでもらえた事、チームの一員となって戦えた事、選手、監督、スタッフさん、そして何よりもファンの皆さまに支えられて、とても幸せな3年間でした。あっという間の時間でしたが、生涯かけがえのない経験をさせてもらってとても感謝しています。またMリーグの舞台に戻って来られるように、更に気合いを入れて頑張りますので、引き続き応援して頂けると嬉しいです」と心境をつづった。

 近藤誠一が監督に就任し、醍醐が加入して迎えた「大和証券Mリーグ2023-24」で9チーム中最下位という順位に沈んでいた。レギュレーション上は選手の入れ替えは強制ではなかったが、テコ入れという形を取ったようだ。

 男性1人に女性3人によるチーム編成が特徴的だった同チーム。初年度にドラフト1位で加入した魚谷、女性雀士の中でもファンの多い東城の2選手の退団報告にネット上では「かなりショック」「次シーズンどうするんだよ」「動揺してる」「大きく動いたな」「衝撃的な発表すぎ」などの声が多数あがった。

 X上でも「セガサミーフェニックス」や「契約満了」「魚谷さん」「東城さん」など関連ワードがトレンド入り。公式サイトもアクセス集中でつながりにくくなるなど、大きな衝撃を与えている。ENCOUNT編集部