台湾で発生した大地震を受けて、福島県内でも支援の動きが広がっています。

喜多方市では、11日、台湾産のパイナップルを使ったスイーツの試食会が行われました。

4月3日、台湾東部沖を震源とするマグニチュード7.7の地震が発生し、台湾で大きな被害が出ています。

2011年の東日本大震災では、台湾から250億円以上の義援金が寄せられるなど、台湾からは、日本で災害が起こるたびに、多くの支援が寄せられてきました。

その台湾での大地震を受けて、県内でも福島市役所に募金箱が設置されるなど支援の輪が広がっています。

そして、支援の輪は、喜多方市でも!

■今野清楓記者

「台湾の観光客が多く訪れるこちらの店では、台湾で起きた地震を受けて支援しようと取り組んでいます」

喜多方市でたい焼きやパンダ焼きを販売するこちらの店では、台湾産のパイナップルを使った商品の販売を始めました。

■えびす屋松崎商店 木村 弘幸さん

「東日本大震災の時も台湾の方からいろいろ支援してもらったので…」

パンダ焼きには、台湾産のパイナップルと福島県産のいちごが使われていて、11日、お店では、試食会が行われました。

■食べた人は

「身近な所から応援していこうというのがいい動きだと思った」

台湾産のパイナップルを食べることで、支援につなげようという狙いです。

一方で、お店では、募金箱も設置し、義援金を募っています。

■えびす屋松崎商店 木村 弘幸さん

「少しでも台湾産の品物の消費拡大につながって復興にちょっとでもお手伝いできればと思っている」