喜多方市は、道路脇のプランターを損壊する交通事故を起こした後、警察に通報しなかったとして、4月30日付けで、職員を停職6か月の懲戒処分としました。

懲戒処分を受けたのは、喜多方市の出先機関に勤める、保健福祉部の副主任主査44歳です。

市によりますと、職員は、2022年12月、喜多方市内の県道を車で走行中、道路の左端に置かれていたプランター3つを損壊する交通事故を起こしましたが、警察に通報しなかったということです。

被害に気付いた近くの住民が警察に通報し、発覚しました。

職員は、2023年12月に道路交通法違反の罪で略式起訴され、翌月に罰金の略式命令を受けました。

市は「誠に遺憾で、市民の皆様に深くお詫びを申し上げます。今後も法令の遵守とともに交通違反の根絶に向けて取り組み、市民からの信頼回復に向けて全力で努めてまいります」とコメントしています。