運動不足で身体が怠けているなと感じて、ジムに通ってみようと考えたことがある方は少なくないのではないでしょうか。どんな理由であろうとせっかくジムに通うなら、元も取りたいし、きれいな体にもなりたいはずです。しかし、元をとれているのかわからず、途中でやめてしまうなんていう方もいると思います。   そこで今回は、ジムの種類別の利用料金相場と、どのくらいの頻度で通えば元が取れるのかについて紹介します。肌の露出が増える季節に向けて、ジムに通ってみたいという方はぜひ参考にしてください。

まずはジムの利用料金を知ろう

ジムと一口に言っても、24時間営業ジムやパーソナルジム、総合型スポーツクラブなど様々な種類があります。24時間営業ジムは、仕事帰りや学校帰りなどの自由な時間に通えることが特徴です。例えば、CMでも有名なchocoZAP(チョコザップ)も24時間営業ジムであり、chocoZAPのようにチェーン展開しているジムはどの店舗を利用しても良い場合が多いです。
 
またパーソナルジムは、トレーナーがマンツーマンで付き食事管理もしてくれるため、ダイエットや体系維持におすすめです。モデルなどの芸能人の方も多く利用しています。さらに総合型スポーツジムは、ヨガやダンススタジオ、プールなどのエクササイズ系の運動設備が充実したジムです。
 
それぞれのジムの利用料金を表1にまとめると、以下の通りです。
 
表1

ジム名 月額料金 一回当たりの料金 入会金
(事務手数料)
24時間営業ジム chocoZAP(チョコザップ) 3278円 都度払いなし 3000円
(2000円)
パーソナルジム 24/7 Workout(トゥエンティフォーセブン) 10万7800円 1万8700円 4万1800円
(2000円)
総合型スポーツジム RENAISSANCE(ルネサンス) 8580円 1650円 3300円
(6050円)

※chocoZAP「料金」、24/7Workout「基本のコース・料金」、RENAISSANCE「入会案内・料金」を基に筆者作成
 
パーソナルジムはプロのトレーナーが指導に入ってくれるため、料金が高くなっています。24時間営業ジムは1人でできるため、その分安く済む料金設定です。
 

月に何回ジムに通えば元が取れるの?

例えば24時間営業ジムに月額4000円で週1で通ったとすると、1日1000円で汗を流せた計算になります。もしそのジムでの1日のみの利用料金が1000円だった場合、ちょうど元を取れたと言えます。またパーソナルジムとフィットネスジムでは、月5回以上で元が取れるケースが多いです。
 
実際には月額費だけでなく入会費もかかるため、なかなか元は取れないのではないかとためらって通わない選択をしてしまう方もいらっしゃると思います。しかし、24時間営業ジムならば、月6回を2ヶ月続ければ入会費分の元も取れます。月6回が難しいようでしたら、月4回を3ヶ月続ければ大丈夫です。1週間に一回の頻度で通い続けていけば、気づかないうちに元は取れているでしょう。
 

元を取ることより自分がどんな姿になりたいのかを大事にしよう

ジムに通ううえで一番無駄のないお金の使い方は、自分に合ったプランに設定することです。仕事が忙しかったり他にやることがあったりしてジムにあまり通えない方や、続ける意思が弱いと自覚している方は、はじめから利用時間や回数を減らして安いプランにしてみてはいかがでしょうか。
 
それでも継続できない場合は、公共のスポーツ施設がおすすめです。公共のスポーツ施設は月額費ではなく都度払いで、1回の料金も300〜500円で利用できるため、自分の好きな時に気兼ねなく通えます。
 
またあまりお金を気にしすぎても、元を取れていれば良いと思い込んで、元が取れた時点でやめてしまう可能性があります。そのような場合には、ジムに通う理由は何だったのかをよく考えて、運動に励むと自然と継続できるはずです。
 
元を取れているのかを気にするより、自分がどうなりたいかを先に気にすることの方が一番の節約方法なのかもしれませんね。
 

出典

chocoZAP 料金 初回支払いシミュレーション
24/7 Workout 基本の料金・コース 1か月コース
RENAISSANCE 入会案内・料金 正会員セルフプラス
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー