8日の東京市場でドル・円はしっかり。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者のタカ派的な見解を受け、米金利高を手がかりに早朝の154円59銭から155円台に浮上。午後は伸び悩む場面もあったが、ドル買い基調は継続し155円36銭まで上値を切り上げた。

・ユーロ・円は166円30銭から166円92銭まで上昇。

・ユーロ・ドルは1.0755ドルから1.0735ドルまで値を下げた。

・日経平均株価:始値38,677.57円、高値38,749.35円、安値38,159.85円、終値38,202.37円(前日632.73円安)

・17時時点:ドル円155円30-40銭、ユーロ・円166円80-90銭

【経済指標】

・独・3月鉱工業生産:前月比-0.4%(予想:-0.7%、2月:+1.7%←+2.1%)

【要人発言】

・鈴木財務相

「米国の動意がどうのこうのもコメントできない」

「為替、日米金利差のみで決まるべきではない」

・植田日銀総裁

「これまでのところ基調的な物価上昇率に影響はなかったが、今後影響のリスク」

「金融政策運営は物価安定が目標」

「日銀財務への配慮から必要な遂行が妨げられることはない」