福島市が創設した第2回古関裕而作曲コンクールの本選会は6月30日、福島市のふくしん夢の音楽堂(市音楽堂)で開かれる。入場チケットを販売している。今年は前日リハーサルの見学会も催す。

 市出身の作曲家古関裕而さんの功績を広め、次代を担う才能を発掘、育成するのが目的。全国から吹奏楽曲69作品の応募があり、1次審査を通過した8点が本選に進んだ。

 吹奏楽団シエナ・ウインド・オーケストラ(指揮・飯森範親さん)による演奏で各作品を審査する。「高原列車は行く」など古関さんの作品を同楽団が特別演奏する。

 時間は午後2時から同5時まで。全席自由で、入場料は一般が2千円、学生が千円。未就学児は入場不可。チケットは音楽堂の窓口や各種プレイガイドで扱っている。

 リハーサルは6月29日午後に行う。時間は未定で、2時間程度以内の予定。定員は30人で、申し込み多数の場合は抽選となる。5月19日までに音楽堂の窓口でチケットを購入すると申し込める。プレイガイドは対象外。