福島民報社は6月21日、福島県産食材を使用する特設レストラン「ふくしまを育む『あしたの食卓』」を福島市飯坂町の摺上亭大鳥で開く。食や健康について理解を深める機会とし、県民の健康増進を後押しする。

 福島医大と連携した県民参加の「健康ふくしまプロジェクト」の一環。県の共催、JAグループ福島の特別協賛、福島学院大の協力。

 摺上亭大鳥の赤井圭三総料理長が県内のGAP認証農場の野菜をはじめ、福島牛など旬の県産食材を使った特別料理を用意する。地酒も味わえる。福島学院大短期大学部食物栄養学科の学生が調理や配膳を手伝う。食事に先立ち、福島医大による健康についての講演、県内のGAPの取り組み紹介もある。希望者は入浴もできる。

 開場は午後4時で、同4時30分に開会し、食事は同6時から。参加費は講演会や食事代、飲み物代を含み1人1万円(税込み)。宿泊を希望する場合は別に1人1万円(同)。参加希望者は6月10日までに電話かメール、QRコードから申し込む。住所、氏名、年齢、電話番号が必要。定員は50人で、申し込み多数の場合は抽選となる。申し込み問い合わせは、福島民報社広告局営業部(平日午前9時〜午後5時) 電話024(531)4153へ。メールはkenkou−fukushima@fukushima−minpo.co.jp

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 プロジェクトの一環で福島民報社と福島医大は健康講座を開講している。福島医大保健科学部理学療法学科の講師と福島民報社の社員が各地に出向き、高齢者グループを対象にフレイル予防や新聞を生かした認知症予防などについて講話している。また、理学療法学科監修の連載「1日1動!」は週1回、シニア・健康面に掲載している。

 講座の申し込み問い合わせは地域づくり局 電話024(531)4145へ。