福島県郡山市を流れる谷田川、逢瀬川などが7月1日に浸水被害を防ぐ「特定都市河川」に指定されるのを受け、県や市、国土交通省福島河川国道事務所は30日まで、市内のイオンタウン郡山で制度の周知を図るパネル展示会を開いている。

 両河川流域は2019年の台風19号などで甚大な被害を受けていた。指定後は洪水被害の防止、軽減に向け雨水貯留浸透施設の設置促進などが期待できる。会場では制度の概要紹介や、阿武隈川の緊急治水対策として鏡石、矢吹、玉川の3町村で進められている遊水地整備事業などの説明が記されたパネルが並んでいる。

 県や市の職員が常駐し、疑問に対応する。時間は午前10時から午後4時まで。

(郡山版)