県内18銘柄の全国新酒鑑評会金賞獲得を記念し、磐梯町の星野リゾート磐梯山温泉ホテルで22日、シャンパンタワーならぬ「升タワー」がお目見えした。鑑評会の審査結果発表に合わせ、県産酒を盛り上げるためにホテルが初めて企画し、宿泊者に金賞銘柄の県産酒を振る舞った。
 金賞を受けた18銘柄にちなみ、升の段数を18段とした。和太鼓の演奏に乗せて舞台上から県産酒が注ぎ込まれ、県内外の宿泊客が金賞銘柄の味を楽しんだ。
 イベントを企画したホテルスタッフで、利き酒師の資格を持つ小野ひろ子さん(58)は「県内で18銘柄も金賞が取れて感無量。これからも日本酒関連のイベントを開き続け、県内の酒蔵を応援していきたい」と話した。
 宿泊者向けの升タワーは28日まで、午後8時半から毎日行われる予定。