衆院東京15区の補欠選挙で勝利した立憲民主党の酒井菜摘衆院議員は28日、つばさの党による選挙期間中の妨害行為について、「やっぱり怖い。怖いと率直に思った」と胸の内を吐露した。

酒井氏は街頭演説中、つばさの党陣営に大ボリュームの拡声器による妨害行為を受けたほか、車で約30分間追跡されるなどの被害を受けた。

酒井氏は、「女性が選挙に出る際、こういう妨害が続くと、挑戦できないとあきらめてしまう方が増えるのではと大変危惧している」と述べた。

さらに、「投票率が下がる要因になったのではないか」と分析。
「演説がちゃんと聴けない。(妨害を恐れて)告知ができないことの影響はあるのではないか」と述べた。

そして、「現行の公職選挙法で対応できなければ法改正が必要だ」と強調した。