パレスチナ自治区ガザでの戦闘休止をめぐる交渉で、アメリカのブリンケン国務長官は、イスラエルが非常に寛大な提案をしているとして、ハマスに受け入れるよう訴えた。

ブリンケン国務長官は29日「イスラエルによる非常に寛大な提案をハマスは目の前にしている。彼らが正しい決断をすることを期待する」と述べ、ハマスにただちに決断するよう訴えた。

一方、イギリスのキャメロン外相は、イスラエル側が人質の解放と引き換えに、40日間の戦闘休止と数千人のパレスチナ人を釈放する案を示していると明らかにした。

またアメリカメディアは、イスラエルの提案に「恒久的な停戦を議論する意思がある」との内容もあり、ハマスが前向きに検討していると報じている。

エジプトメディアによると30日には、イスラエルの代表団が交渉のためカイロに入る予定で、ハマス側の対応が注目される。