イスラム組織ハマスは、戦闘休止に向けた交渉について近く回答を示す見通しだが、イスラエル軍がガザ地区南部ラファに侵攻すれば、交渉を中止するとしている。

エジプトメディアなどによると、ハマスは戦闘休止に向けたイスラエル側の合意案について否定的な見方を示したうえで近く回答する見通しだとしている。

またハマス幹部は、イスラエル軍がガザ地区南部ラファを地上侵攻すれば交渉は中止すると話すなど、合意できるかは不透明。

一方、イスラエルは1日、ガザ地区北部との境にあるエレズ検問所を再開し、人道支援物資を積んだトラック30台が入った。

ガザ地区の人道状況に懸念を深めているアメリカの要求に応じたとみられる。