北朝鮮メディアは25日、金正恩総書記が出席した党政治局会議で、6月下旬に重要政策について話し合う総会を開くことを決めたと報じた。会議では軍事偵察衛星の発射も議論された可能性がある。

朝鮮中央通信は25日、党中央委員会の会議が24日に金正恩総書記出席のもとで開かれ、6月下旬に党の重要政策を決める中央委員会総会を開き、上半期の事業を中間総括することを決めたと報じた。

また会議では、朝鮮人民軍が軍事情勢について総合的な報告をしたとも伝えた。

韓国軍は24日、北朝鮮北西部の東倉里付近で軍事偵察衛星の発射準備と推定される状況が確認されたと発表したほか、複数の日本政府関係者が早ければ来週にも強行する可能性を指摘していて、会議で衛星の打ち上げ計画が議論されたかが注目される。