C大阪対横浜FMの熱戦は2-2の引き分け

 セレッソ大阪は4月27日、J1リーグ第10節で横浜F・マリノスと対戦し2-2で引き分けた。C大阪のホームで行われた一戦では、試合前に人気芸人の小島よしおさんが会場を盛り上げる一幕があったなか、このシーンが海外で思わぬ反響を呼んでいる。

 試合は前半17分、高い位置で相手FW植中朝日がボール奪うと、FWエウベルからのクロスをMF水沼宏太が頭で決めて横浜FMが先制。反撃に出たいC大阪は終了間際の同アディショナル8分、ボックス内でボールを受けたFWレオ・セアラが冷静に流し込み試合を振り出しに戻した。

 後半に入ると、同14分にコーナーキック(CK)からのこぼれ球を途中出場した23歳MF榊原彗悟がJ1初ゴールを挙げて勝ち越し。ただC大阪もここで引き下がらず、9分後にフリーキックからレオ・セアラが今度は頭で決めて試合を引き分けに持ち込んだ。

 両チームの意地がぶつかったこの試合では、選手のプレー以外にも見どころが。試合前には人気芸人の小島よしおさんがレフェリーエスコートで入場し、選手と握手を交わしたほか、「そんなの関係ねぇ」の持ちネタを披露。小島さんは右足小指付け根の骨折でギプス着用という痛々しい格好も、会場を大いに盛り上げた。

 このパフォーマンスには海外も注目。オーストラリアメディア「Optus Sport」は4月29日、公式インスタグラムに「日本のような場所はここにはない」とメッセージを添え小島さんの出演動画を公開した。すると、コメント欄には「何か説明して?」「もしかすると、イニエスタが去った理由はこれか」「いろいろと疑問が……」「一体何が起きているんだ」「爆笑」など、さまざまな反応が寄せられた。裸芸やギプス姿など、短い動画にもかかわらず海外ファンにとっては情報量が多すぎたのかもしれない。

FOOTBALL ZONE編集部