前節ウェストハム戦で交代出場間際、監督と口論となる一幕

 イングランド1部リバプールは現地時間5月5日にプレミアリーグ第36節でトッテナムと本拠地で対戦する。ユルゲン・クロップ監督と口論を繰り広げたエジプト代表FWモハメド・サラーの起用に注目が集まっている。

 リバプールは前節、ウェストハムと2-2で引き分け、残り3試合で勝ち点75の3位となっている。暫定首位のアーセナルが同80、1試合消化の少ない2位マンチェスター・シティが同79という状況で、逆転でのリーグ優勝はかなり厳しい状況に追い込まれている。

 ウェストハム戦では2失点目の直後に、タッチライン際で交代出場を待っていたエースのサラーと、クロップ監督が口論となる一幕があった。チームの成績が低迷するなかで、中心選手と指揮官の衝突は現地でも大きな関心事になっていた。

 英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」はトッテナム戦に向けたリバプール戦の予想スタメンを公開。「ユルゲン・クロップは日曜日のトッテナム戦でモハメド・サラーをチームに戻すのかどうかを決断しなければならない」と渦中の2人に注目していた。

 同紙によるリバプールの予想スタメンは以下のとおりとなっている。

GK
アリソン・ベッカー

DF
トレント・アレクサンダー=アーノルド
イブラヒマ・コナテ
フィルジル・ファン・ダイク
アンドリュー・ロバートソン

MF
遠藤航
アレクシス・マック・アリスター
ドミニク・ソボスライ

FW
モハメド・サラー
コーディ・ガクポ
ルイス・ディアス

 注目のサラーは名を連ねたほか、現地メディア上で今季限りで放出される可能性が指摘された日本代表MF遠藤航も2試合連続での先発が予想されている。遠藤は今季プレミアリーグで26試合に出場し、1得点を記録している。

 直近のリーグ戦5試合は1勝2分2敗と足踏みしているリバプール。来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権争いをしているトッテナムから3試合ぶりの白星を挙げることはできるだろうか。

FOOTBALL ZONE編集部