デ・ゼルビ監督が離脱選手の状況について言及

 イングランド1部ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫は、現在背中の負傷により、今シーズン中の復帰がないことが報じられている。ロベルト・デ・ゼルビ監督は2024-25シーズンに向けたプレシーズンのスタートには、三笘が復帰する可能性があると言及した。英公共放送「BBC」が報じている。

 2023年8月19日に行われたプレミアリーグ第2節ウォルバーハンプトン戦でのゴールが、ブライトンのシーズンベストゴールにも選ばれた三笘。シーズン序盤は活躍を見せていたが、2月18日のプレミアリーグ第25節シェフィールド・ユナイテッド戦(5-0)を最後に、ピッチに立つことができていない。

 来シーズンからの復帰が見込まれていたが、デ・ゼルビ監督によればプレシーズンの初期段階から三笘はプレーできる見込みのようだ。シーズン最終節のマンチェスター・ユナイテッド戦に向けた記者会見のなかで、イタリア人監督は「タリク・ランプティの状態は見ないといけない。彼は長期欠場した後、ニューカッスル戦に70分出場して、チェルシー戦でも長い時間プレーした」と言い、続けて欠場しているほかの選手たちの状況について言及した。

「(三笘)薫、ジャック(・ヒンシェルウッド)、ジェームズ・ミルナー、ヤン・ポール(・ファン・ヘッケ)は、プレシーズンのスタートから起用できるだろう」と、三笘らがプレシーズンのスタートからプレーできる可能性について言及している。

 今夏の移籍市場でブライトンを退団してビッグクラブへ移籍する可能性も報じられている三笘だが、新シーズンに向けた準備段階からピッチに戻ることができる見込みのようだ。

FOOTBALL ZONE編集部