UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、マンチェスター・シティ対レアル・マドリードが現地時間17日に行われる。レアルに所属するMFルカ・モドリッチが今回の試合で笛を吹くダニエレ・オルサート氏を過去に批判したコメントをスペイン『アス』などが掲載している。

 レアルは1stレグで先制されるも、一時逆転に成功。その後、勝ち越されるが、79分のフェデリコ・バルベルデのゴールで3-3の引き分けに終わった。壮絶な撃ち合いの末にドローに持ち込んだレアルだが、準決勝進出にはアウェイでの2ndレグで勝利が絶対条件。昨季の準決勝ではアウェイでの2ndレグで大敗を喫しており、リベンジを達成できるか注目だ。

 そんな中、レアルに所属するモドリッチが今回の担当主審であるオルサート氏と因縁があると『アス』が伝えている。これまで何度かレアルの試合で笛を吹いてきたオルサート氏だが、モドリッチとの因縁が深くなったのは2022年のカタールワールドカップだ。

 FIFAカタールワールドカップ準決勝でクロアチア代表はアルゼンチン代表と対戦。この試合後にモドリッチはミックスゾーンで「僕は審判に対して話すことはこれまでなかった」としつつ、「でも、今日は話さないことはできない。僕が知る中で最悪の1人だ。今日の試合だけではない。彼は僕に対してこれまで複数回笛を吹いた。彼に対して良い記憶はない。これは惨事だ」とコメントを残した。

 さらに、モドリッチはアルゼンチンの先制点となるPKが与えられたシーンについて「あれはこの試合の重要な瞬間だ。彼は我々にコーナーキックを与えず、PKを与えた。僕は彼がPKの笛を吹いたことを信じることができない。あれが試合を変えてしまったんだ」と痛烈批判していた。

 オルサート氏と因縁が深いだけに、モドリッチにとっての相手はシティだけではないのかもしれない。

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