UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝2ndレグ、バイエルン・ミュンヘン対アーセナルの試合が現地時間17日に行われ、アーセナルは0-1の敗戦を喫した。この試合で先発出場を果たしたアーセナルの日本代表DF冨安健洋に対し、称賛の声が相次いでいると英メディア『TBRフットボール』が報じている。

 冨安は両サイドバックやセンターバックのポジションでプレーできるため、万能型DFとして非常に重宝されている。しかし、ふくらはぎ負傷などで離脱することが多く、アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は慎重に起用する姿勢を見せていた。そのため、最近は途中出場が多かったが、約4ヶ月半ぶりに大一番のバイエルン戦で先発起用されている。チームは試合に敗れたが、バイエルンのドイツ代表FWレロイ・サネを抑えたとして、冨安の活躍は高く評価された。

 同メディアによると、アーセナルのファンは冨安について「今シーズンの残りを戦う左サイドバックが見つかったと思う。冨安は毎試合先発出場しなければならない」や「冨安はピッチ上で最高の選手の一人だった。私たちは彼がいなくて本当に寂しかった」、「冨安はリズムがあまり良くなかったにもかかわらず、サネに対して非常に良いマンマークをしていた」といった評価を下したという。