サッカーU-23日本代表は現地時間29日、AFC U-23アジアカップ兼パリ五輪アジア最終予選・準決勝でU-23イラク代表と対戦し、2-0の勝利をおさめた。試合後、U-23イラク代表を率いるラディ・シェナイシル監督が、サッカーU-23日本代表に言及している。イラクメディア『ウィンウィン』が報じた。

 細谷真大や荒木遼太郎、山田楓喜などが先発出場したサッカーU-23日本代表は、立ち上がりから押し込み、先にゴールを奪う。28分には、藤田譲瑠チマからパスを受けた細谷が右足で先制点を決めた。42分には、藤田譲瑠チマのアシストから荒木が追加点を決める。その後は相手に押し込まれる時間帯もあったが、無失点で切り抜けて2-0の勝利をおさめた。

 試合後、シェナイシル監督は「イラク代表の選手たちは、U-23アジアカップで素晴らしいレベルのパフォーマンスを見せた。確かに、結果は重かったが、我々はそれを忘れなければならない」と振り返っている。続けて「後半が始まるにつれて、我々のチームのパフォーマンスは向上した。すべてが素晴らしかったが、日本のレベルは我々のチームのパフォーマンスに比べて非常に高かった。しかし、後半はリスクを冒してプレーした。より多くの攻撃陣を参加させることで、イラクサッカーの良いイメージを伝えることができた。非常にレベルの高いチームとプレーできたし、この言葉は誇張ではない」と語っている。

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