バルセロナが、バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表MFヨシュア・キミッヒに対して興味を示しているようだ。スペインメディア『SPORT』が現地時間8日、「バルサを待つキミッヒ」と見出しを打って報じた。同メディアは、選手目線からこの移籍の実現可能性について述べている。

 バルセロナからキミッヒへの関心は度々伝えられており、4月にも現地メディア『ムンド・デポルティーボ』がこの件について報じていた。『SPORT』は今回、「キミッヒはシャビのもとでプレーすることを望んでいる」として、主体性を選手側に持たせてこの契約を展望する。

 同メディアが論点として挙げるのは2つ。1つは、キミッヒがバルセロナに移籍した場合、「現在バイエルンでプレーしている右サイドバックではなく、彼が最も好むポジションであるセントラルMFでプレーすることになる」こと。2つ目として、キミッヒが「いつかスペインリーグでプレーするチャンスを得るために、スペイン語を何年も勉強していること」が指摘されている。

 しかし『SPORT』は「契約はあと1年しか残っていないが、バイエルンは自分たちのプロジェクトの柱のひとりであるこの29歳を売りたがらない」とも述べており、正式な交渉が行われるとしても一筋縄ではいかないと見込んでいる。

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