アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋が、現地時間12日に行われるプレミアリーグ第37節マンチェスター・ユナイテッド戦に向けて意気込みを語った。英メディア『The Evening Standard 』が8日に報じている。冨安は火曜日の練習場には姿を見せなかったが、万全を期すため室内でトレーニングを行ったようだ。

 2月にアジアカップからチームへ戻って以降、冨安は怪我に苦しんでいたが、ここ3試合では左サイドバックとしてスタメン起用されている。直近の2試合、トッテナムとボーンマス戦においてはフル出場を果たした。

 冨安は『The Evening Standard』に対し、オールド・トラッフォードで行われるゲームについて「簡単な試合にはならないでしょう」と述べた上で、「しかし我々には自信がありますし、勝ち点3を取りに行くつもりです」と語った。

 また、チームがリーグ優勝を争っていることについては「タイトルを獲れればハッピーですね。他のことは何も望んでいません。自分にとって、このタイトル争いに絡めるチャンスはあまりありませんでしたから、今こうして関われることをうれしく思います。目の前にチャンスがあるのなら、それを取りに行くしかないです」と話している。

 今シーズンのアーセナルに残されているのはわずか2試合。最大勝ち点ではマンチェスター・シティに2ポイント及ばないが、リーグ優勝の可能性はまだある。

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