●フットサルFリーグの2024/25シーズンが6月1日開幕

 一般社団法人日本フットサルトップリーグは8日、「Fリーグ・女子Fリーグ2024-2025シーズンキックオフカンファレンス」を開催した。Fリーグディビジョン1(F1)、ディビジョン2(F2)、女子Fリーグ各クラブから代表選手が登壇し、今季にかける意気込みを語っている。

 昨季王者の名古屋オーシャンズからは宮川泰⽣が登壇。スペイン出身のイマノル・アレグイ・サラサ監督が指揮を執る今季、「フットサルのスタイルは少し変わっていくかもしれませんが、自分たちとしてはもうやることは変わらず、より良いトレーニングを積んで、絶対王者の自覚を持って一年間戦っていきたい」と話した。

 湘南ベルマーレの菊池大介は、背番号をJリーグ時代に背負った10番に変更して今季に臨む。「湘南スタイルというのが確立されていて、攻守の切り替えの早いフットサル、そして相手のゴールに迫っていくっていうところをチームとしてやっています」と話し、「去年はすごく悔しい思いをしているので、今年は頂点に立つために頑張りたい」と意気込んだ。

 シーズン開幕に先駆けて行われるFリーグオーシャンカップ2024は、F1所属の12チーム、F2所属の10チームに加え、特別参加枠としてO-PA、長崎大学フットサル部FORZA、名古屋オーシャンズサテライトが参加する。1次ラウンドは5月13日〜16日に彩の国くまがやドームと名古屋金城ふ頭アリーナで、決勝ラウンドは同18日〜19日に名古屋金城ふ頭アリーナで行われる。

 F1のレギュラーシーズンは12チームによるホーム&アウェイ2回戦の総当たりでリーグ戦が行われ、上位・下位6チームに分かれて1回戦総当たりのリーグ戦によるファイナルシーズンが実施される。F2はホーム&アウェイ2回戦の総当たりリーグ戦が行われ、F1最下位チームがF2に自動降格、F2最上位チームがF1に自動昇格となり、入れ替え戦は行われない。

 11チームが所属する女子Fリーグは1回戦総当たり(セントラル集中開催)のレギュラーシーズンを行い、上位6チーム、下位5チームに分かれて1回戦総当たりのファイナルシーズンを行い、最終順位を決定する。

 F1、F2、女子Fリーグはいずれも6月1日に開幕する。昨季のF1で熾烈な優勝争いを制した名古屋オーシャンズは、開幕節でホームの名古屋金城ふ頭アリーナにしながわシティを迎える。惜しくも優勝を逃して2位に終わったペスカドーラ町田は、ホームの町田市立総合体育館でシュライカー大阪と対戦する。

(取材・文:加藤健一)

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