プレミアリーグ第37節、マンチェスター・ユナイテッド対アーセナルの試合が現地時間12日にオールド・トラッフォードで行われる。怪我が心配されたアーセナルの日本代表DF冨安健洋だが、この試合に出場できる見込みのようだ。英メディア『TBRフットボール』が報じている。

 冨安は今季公式戦28試合に出場し1得点3アシストを記録。ふくらはぎ負傷により長期離脱していた時期もあるが、マンチェスター・シティ戦で復帰。徐々にプレー時間をのばし、最近のリーグ戦2試合はフル出場を果たしている。ただ、先日のトレーニングに参加していなかったことで、怪我の可能性が懸念されていた。

 しかし、同メディアによると、チャールズ・ワッツ記者が「彼ら(スカイスポーツなど)は、冨安が練習に参加していないことを取り上げ、このトレーニングセッションに参加しなかった唯一のトップチームメンバーだったと報じた。しかし、話によれば、怪我の問題や何か週末の試合から彼を遠ざけるものではないようだ。彼はただ室内で自主トレーニングをしていただけだから、週末の試合は問題ないはずだ。つまり、ミケル・アルテタ監督は完全に健康な選手たちから選ぶことができるということを意味する」と述べ、怪我ではなかったことを明かした。

 同メディアは「状況から判断すると、アーセナルはこのワールドクラスの才能を持つ選手の仕事量とフィットネスを、シーズン最後の数試合で管理することに慎重になっている。復帰してからの冨安は、左サイドバックのオレクサンドル・ジンチェンコやヤクブ・キヴィオルに代わり、この数週間で重要な役割を担っている。ワッツから、週末の試合に向けて冨安に問題はないと聞いて安心した。彼はキープレーヤーであり、守備面では左サイドバックでおそらく最高の選択肢だ」と報じている。

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