アーセナルが今夏の移籍市場に向けて、トルコ1部のフェネルバフチェに所属するトルコ代表MFフェルディ・カディオグルと交渉を始めており、個人合意に近づいているようだ。フランスメディア『RMCスポーツ』などで活動するサーシャ・タヴォリエリ記者が報じた。

 カディオグルはオランダのNECナイメヘンの下部組織で育ち、2016年にトップチームへ昇格。2018年7月にはフェネルバフチェへ完全移籍して、今季は公式戦49試合に出場し3得点5アシストを記録している。アーセナルには冨安健洋やオレクサンドル・ジンチェンコ、ユリエン・ティンバーなど優秀なディフェンダーが揃っているが、負傷離脱する選手が多いため、以前からサイドバックの補強が噂されていた。カディオグルは両サイドバックでプレー可能で、主に左サイドバックのポジションでプレーしている。

 タヴォリエリ記者は「カディオグルに近い情報筋が、この選手について、アーセナルに近づいていることを認めた。個人的な条件で合意するために、選手側との話し合いはすでに進行中。フェネルバフチェとの交渉はまだない」と報じた。英メディア『フットボール・ロンドン』によると、アーセナルは移籍金2150万ポンド(約42億3000万円)を支払う用意があるという。

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