毎日の生活費をやりくりしながら家計を管理するのは大変ですよね。少しでもムダなお金を削減できれば、貯金やたまのご褒美にまわしたいもの。しかし、家族の協力なしには、それも難しいのはいうまでもありません。
今回は知人のA子さんに聞いた「浪費グセのある姑から仕送りを求められた」お話をご紹介します。

なぜ我が家が、仕送りのために節約!?

図々しく仕送りを要求してくるお姑さんもお姑さんですが、そのことを大して問題視もしない旦那さんの発言にA子さんはプッツン──。
お姑さんの要望どおりに仕送りを渡しましたが、その日の夜、旦那さんはA子さんのある行動に気づきます。

「あれ? 俺のお小遣い減ってるけど……? 」

不思議そうな顔をしている旦那さんに向かってA子さんは、こう言い放ちました。

「仕送りに回しました!! あなたが節約しろって言うから!!! 」

すると、「今日のお昼のお弁当も日の丸弁当だったよな…… 」と、A子さんの怒りが込められた節約作戦に気付き、ハッとした旦那さん。

状況を理解した旦那さんは「来月から仕送りはできないから」と、お姑さんに頭を下げました。お姑さんも息子直々のお断りされたことで、分かってくれたようです。

“家計を甘く見ていると大変なことになる”ということをA子さんの痛快なアイデアで気付かせることができましたね。ちなみに現在は、旦那さんのお弁当のおかずは充実しているそうです(笑)。

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※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:花池すず
ftnコラムニスト:岡田 圭