イヤミを言う人やマウントをとってくる人はどこにでもいます。そんなイヤミは気にしなければいいのですが、こちらも人間なので不快に思うこともありますよね。そんなイヤミに疲れた人がちょっと気が楽になった、という話を知人から聞いたのでご紹介します!

イヤミっぽいママ友に遭遇

先日、スーパーでひとりのママ友に会いました。このママ友は「今日の服ダサいね(笑)」とか、会うと必ず何か不快な小言を言ってくる人だったので、私はこの人がすごく苦手でした。

私は「何か失礼なことをしちゃったのかな」とか「私に問題があるのかな?」とかいろいろ考えてしまうタイプなので、こういうお付き合いに疲れてしまいます。
私は『イヤミを言われないタイプの人がうらやましいな』なんて考えていました。

疲れてマンションに帰ると

自宅マンションに帰ると、エントランスでママ友のAさんに会いました。
Aさんは明るくて、話を聞くのが上手で『この人を嫌う人はいないだろう』というイメージの人で、私も大好きなママ友です。

少し立ち話を楽しんでいたら
「こんにちは」と中年女性に声をかけられました。

知らない方でしたが、Aさんも私も笑顔であいさつしました。
ですがなんだか一瞬、Aさんが「うわっ」という顔をしていた気がしたのです。

意外な事実を知る

Aさんに「知ってる人なの?なんかあった?」と聞いてみました。

するとAさん
「同じフロアの人なんだけど、会うたびに小さなイヤミっぽいこと言ってくるから苦手なんだよね」と言うのです。

「え?Aさんにイヤミを言う人なんているの?」と思わず聞く私。

Aさん「いっぱいいるよ!私言われやすいのかも」
私「?!!」

こんなに人当たりがいい人でも、イヤミを言われることにもびっくりしましたが、何より私と同じ悩みを持っていることに衝撃を受けました。

あんなにいい人でも言われるんだしね

Aさんには「私もちょうどさっき言われてきたところなんだ、私もよく言われるよ」と話し、お互いに「みんな同じなんだ」と知ることができました。

この一件で、「こんなにいい人なAさんが言われるなら、イヤミをまったく言われないようにするなんてムリじゃん!」と思えるようになり、なんだかすっきりしました。

今まで「私だけ」とか「どうやったら言われないか」と考えていたけど、それからはたまにイヤミを言われることがあっても「言われない人はいない」と考えられるようになり、気が楽になりました。

まとめ

悩んでいるのは自分だけじゃない、と知れるだけでもすごく心強いですよね。どんなにいい人でも、人間関係の悩みは多かれ少なかれ誰もが抱えているものです。「イヤミを言う人にかまう時間がもったいない!」くらいの気持ちでいたいですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:橘るい