【青魚は缶詰を使って上手に摂取】

青魚を調理するのが面倒という人は、缶詰を使いましょう。ビタミンB群たっぷりで鮮度も保たれていますし、缶汁には血液をサラサラにするIPA(イコサペンタエン酸。EPAと同じ)、やDHA(ドコサヘキサエン酸)などの栄養素も含まれています。

そのため、汁をだしとして活かして、汁ものや炒め煮にするのがおすすめです。味が付いているものは、あえて調味する必要はありません。

前述したとおり、シニア世代にとって青魚と青菜の組み合わせは最強メニュー。ぜひ青菜と合わせて食べてください。

サバ缶の小松菜炒め(2食分)


●サバ缶の小松菜炒め

にんにくペースト・しょうがペーストを適量、薄切り玉ねぎ1/2個分、冷凍小松菜100gを炒める。
サバ缶を汁ごと入れ、砂糖・醤油各大さじ1/2を加えて煮る。汁ごと盛り付けて完成。

サンマのかば焼き缶の柳川風(2食分)


●サンマのかば焼き缶の柳川風

だし1/4カップ、酒大さじ1、砂糖・醤油各大さじ1/2を煮立て、冷凍小松菜100gを加えて煮る。
かば焼き缶を汁ごと入れ、溶き卵2個でとじ、盛り付けて粉山椒をふる。