大谷&山本加入で「日本での影響力は特に拡大した」

 ドジャースが日本企業との提携を深めている。4月29日(日本時間30日)には化粧品メーカー「コーセー」と複数年のパートナーシップ契約を結んだことが発表された。球団と日本企業の契約は4月だけでなんと6社。大谷翔平投手、山本由伸投手の加入効果であることは明白で、地元メディアは「必然的な結果」などと伝えている。

 ドジャースは4月に航空会社のANA(全日本空輸)、タイヤメーカーのTOYO TIRE、医薬品メーカーの興和、100円ショップ「ダイソー」を展開する大創産業、配管システム全般の販売を営む専門商社「日本管材センター」などと契約を締結している。

 地元メディア「ドジャーブルー」は「これらのスポンサーシップは、ドジャースがショウヘイ・オオタニ、ヨシノブ・ヤマモトと契約したことによる必然的な結果である。ドジャースは既に国際的な存在感を示していたが、日本での影響力は特に拡大した」と伝えている。

 記事は、デーブ・ロバーツ監督が3月20、21日に韓国・ソウルで行われた韓国シリーズで発した言葉を改めて紹介。「ショウヘイとヨシノブが加入し、日本という国をドジャー・ブルーに染めることがこの冬の望みだった。我々はそれを達成したと思う」と述べていた。大谷とは10年7億ドル(約1106億円)、山本とは12年3億2500万ドル(約513億円)のメガ契約を結んだドジャース。巨額投資の見返りは莫大なもののようだ。(Full-Count編集部)