高橋尚成氏「体の状態も凄くいいんじゃないかな。直球系が凄くいい」

 巨人、メジャーリーグなどで活躍した高橋尚成氏が、ここまで4戦3勝の巨人・菅野智之投手の好調の要因を分析した。自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新。“相棒”の存在の大きさにも触れた。

 昨季は4勝8敗、防御率3.36だった右腕が、プロ12年目の今季は無傷の3勝、防御率1.03の好スタートだ。高橋氏は「もう一度輝きを取り戻したいという気持ちが凄く伝わってきている」と称賛。「今までは怪我も多かったが体の状態も凄くいいんじゃないかな。今年は凄くマッチしている。いい方にトレーニングとか進んでいる。それによってストレート系の球がすごくよくなっている。体がいいから思い切り腕を振れたり、体重移動ができる状態になっているのでこれだけの投球ができているのでは」と後輩の状態を見る。

 そしてもう1つ「かなり大きいですね」と話すのが、今季登板した全4試合でバッテリーを組む小林誠司捕手の存在だ。昨季は1度も組むことがなかったが、ファンからも“スガコバ”として親しまれるコンビだけに「見ているとテンポがいいし暗黙になっている。次これ行くんでしょう、と。両方が。迷っていないなという感じがしますね。スガコバコンビ、さすがだなという感じがしますね」と絶賛した。

 自身も現役時代、阿部慎之助現監督と“阿吽の呼吸”だったそうで、捕手との相性の大切さは痛感している。「当分はこのコンビで行くんじゃないかなと思いますね。不安がない。(菅野が安心感を持っているのは)間違いないと思いますね」と強調していた。(Full-Count編集部)