初代パジェロ！ランエボ！ギャラン！三菱の“伝説”がオートモビルカウンシル2024で揃い踏み

　三菱は4月10日、「AUTOMOBILE COUNCIL 2024（オートモビル カウンシル）」（会期：2024年4月12日〜14日、会場：幕張メッセ）への出展内容を発表、1990年代から2000年代にかけて世界的ラリーに参戦し輝かしい功績を残したモデルなどを展示する。

故・篠塚建次郎氏が駆った伝説の「ギャランVR-4」が登場

　オートモビルカウンシルは、ヘリテージカーや最新モデルの展示・販売だけでなく、音楽ライブ・レコードコンサート、著名人によるトークセッション、食、アート、自動車関連商品の販売など自動車文化を彩るさまざまなカルチャーが集うイベント。2016年の開始以来9回目の開催になり、三菱は前年に引き続き2回目の出展となる。

　今回の出展では「モータースポーツへの挑戦の歴史」を掲げ、3台の世界的ラリー優勝車両を展示。国内外のモータースポーツ界に多大な功績を残し、3月18日に逝去したラリードライバー篠塚建次郎氏に哀悼の意を表し、同氏がWRC（世界ラリー選手権）で総合優勝を飾った「ギャランVR-4」をはじめ、2001年にモンテカルロラリーにて優勝した「ランサーエボリューションVI」、2002年のダカールラリーで総合優勝した「パジェロ」が集結する。

　また、ブース内では各競技における三菱自動車の歴史とともに、篠塚氏の輝かしい戦歴をパネルで紹介する。

初代パジェロ＆“最後のランエボ”も！

　ラリー参戦車両に加え、ダカールラリー参戦の礎となった初代「パジェロ」、ランサーエボリューションシリーズの集大成として2015年に発売された「ランサーエボリューションFinal Edition」も登場。「ランサーエボリューション Final Edition」は販売用の中古車を展示し、会期中にブース内にて販売を行う。同モデルは2015年に1000台限定で発売された“最後のランエボ”で、市場では今なお根強い人気を誇る。

　このほか、新型ピックアップ「トライトン」をベースにカスタマイズし、今年1月の「東京オートサロン2024」でも好評を博した「トライトン スノーシュレッダーコンセプト」も披露される。

展示車両一覧

「オートモビル カウンシル 2024」概要

三菱 公式HP：
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/

著者：グーネットマガジン編集部