新鮮で多様な食材を、さまざまな調理法で楽しむ日本のグルメ。メキシコから初めて日本へ来た8人組は、母国で食べてきた日本食とはまったくの別物だったことに大きな衝撃を受けたといいます。さらに、メキシコでもよく使う食材でも、食べ方が違うことにも驚きました。メキシコ人たちが人生で初めての体験をしたという料理は、なんだったのでしょうか。

 ◇ ◇ ◇

「日本で食べる日本食は味つけがまったく違います」

 日本へ来たのは全員初めてだというメキシコ人8人組。千葉県船橋市にある民泊施設を拠点に、浅草や東京ディズニーランド、東京スカイツリーなどの名所を満喫したといいます。

 そんな8人が最も楽しみにしていたのは、やはり日本食です。とくにおいしかった料理は、定番のラーメンだそう。「メキシコでもラーメンを食べるけど、麺が全然違いました」と、日本のラーメンのおいしさにとても驚いた様子。また、「日本で食べる日本食は味つけが別物」と、ラーメンに限らず、日本食のイメージを大きく覆されたようです。

 さまざまな日本食に挑戦した8人。メキシコでもよく食べるけれど、食べ方があまりに違うため衝撃を受けた食材があります。

 それは、エビ。エビを塩焼きやフライにして、頭を食べることは日本人にとって珍しくありません。しかし、メキシコにそういった食習慣はないそう。

「初めてエビを頭から食べたけど、とてもおいしかったです。メキシコでもエビは料理にたくさん使われていて、メインにもなるし、いろんな食べ方をします。だけど、頭まで食べたことはないです」

 8人が食べたのは、エビの塩焼きだったそうです。同じ食材でも、国が変わればその味わい方も違います。そうした発見をするのも、旅の楽しみのひとつですね。

Hint-Pot編集部