俳優の柄本時生(34)がテレビ東京系ドラマ「錦糸町パラダイス〜渋谷から一本〜」(7月12日スタート、金曜深夜0時12分)でドラマを初プロデュースすることが17日、分かった。出演するのは柄本のほかに、共に「劇団年一」を立ち上げた賀来賢人(34)、落合モトキ(33)、岡田将生(34)ら。

 過去の「汚れ」を掃除する掃除屋社長の大介(賀来)、従業員の裕ちゃん(柄本)と一平(落合)の3人と、過去の「過ち」を暴くルポライター・蒼(岡田)が錦糸町を舞台に、総勢50人以上の人生模様を描く群像劇。

 20代前半に飲み屋で『なんかやれたらいいね』『面白いことやりたい!』と夢を語っていたというプロデューサーの柄本は「30代になって実現できるまで来られたのだとスゴく感慨深い」と胸中を明かし「一緒にやろうと言ってくれた監督、プロデューサー、スタッフ、何より今日まで友達でいて『企画出してもいい?』と聞いた時に『いいよ!』と言ってくれた3人に感謝です。一生懸命働いて頑張りたい!!」と力を込めた。

 また柄本は「『大人』になるというのが今回のテーマの一つ」と明かし、「この機会に『大人』になることって悪くないかもと思っていただければ」と述べた。

 オファーを受けた賀来は断る理由も権利もないと冗談めかし「もう恥ずかしさを通り越して何が起きるか想像もつかない楽しい現場になりそうです。皆さま、時生くんの頭の中を、ぜひ深夜にご堪能ください」と期待を寄せた。岡田も「この4人でまた集まり、作品をやれることがうれしい。回を追うごとに少しずつ人物の背景が浮かび上がっていきます。ぜひ、楽しみながら見ていただけたら」とし、さらに「個人的に僕の地元に近い錦糸町。このドラマを見たら錦糸町を歩きたくなると思われます」とコメントした。