小さい子どもや動物は、狭い場所に潜り込むのが大好きなことが多く、びっくりさせられることも。X(ツイッター)では、思いがけない場所に隠れていたねこが、大きな反響を呼んでいます。当時の状況について、飼い主の矢野裕紀(@yano_cchi)さんに詳しいお話を伺いました。

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愛猫がこっそりと隠れていた場所に驚き 「うまいこと潜んでるなぁ」

「危うくこのまま登園するところだった……」

 そんなコメントとともに投稿された写真には、ベビーカーに乗せられた小さな子どもの足元と、座席の下にある収納バスケットが写っています。そのバスケットの隙間から、こちらを覗いているのは、かわいらしいねこ。登園する子と一緒に、保育園へ行くつもりだったのでしょうか。こっそりと隠れていたようです。

 ねこと子どもの心なごむ写真が公開されると、17万件もの“いいね”が。リプライ(返信)には、「スパイ活動ニャン、うまいこと潜んでるなぁ」「ひょっこりはん」「家政婦ニャンが見てる」「バレちゃ仕方ないですね」「連れて行け……!! って顔しててかわいい」「これはこれで許されそうですね」など、奇跡の一枚を楽しむ声が寄せられています。

いつもはベビーカーの横でお見送りするのに…

 話題になったのは、現在3歳のスコティッシュフォールドの男の子「大福」くん。愛称は「だいちゃん」で、ねこと暮らすのに憧れていた頃から、配偶者さんと「だいちゃんがいい」「じゃあ大福にしよう」と名前を決めていたそう。1歳4か月の息子さんも、大福くんの姿が見えないと「だいた〜ん」と呼んで探し回るなど、すっかり仲良しのようです。

 今回の投稿は、息子さんが朝に登園する際の一幕。いつもはベビーカーの横に座ってお見送りをするという大福くんですが、この日はいつもの場所にいません。矢野さんがしゃがんで探したところ、大福くんはなんと、ベビーカーのバスケットの中から発見されました。

 矢野さんは、そのときのことを「だいちゃんと目が合いました」と、楽しげに振り返ります。大福くんは自分から出てきてくれず、手を伸ばしてバスケットから降ろしたそうです。

 大きな反響が寄せられたことに、矢野さんは「秀逸なコメントが多く、みなさんの大喜利力がすごいなぁと思いました!」と感心。ベビーカーに潜入した、大福くんの“登園作戦”は未遂に終わりましたが、たくさんの人を笑顔にしてくれました。

 大福くんの普段の様子は、矢野さんのTikTokアカウント(daifuku_no_daichan)でも見ることができますよ。

○取材協力:矢野裕紀(@yano_cchi)さん

Hint-Pot編集部