12日放送のフジテレビ系情報番組「Mr.サンデー(日曜・午後10時)では、米司法省が銀行詐欺などの容疑で連邦地裁から訴追された米ドジャース大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告が罪を認めることに同意し、検察との司法取引が成立したことを発表した一件を特集した。

 同被告は14日にロサンゼルスの裁判所に出廷。罪状認否を行うが、銀行詐欺の他、虚偽の納税申告書を提出した容疑でも有罪を認めた模様で410万ドル(約6億3500万円)の申告漏れ所得があったという。両罪での最高刑は懲役33年と罰金125万ドル(約2億円)だが、この司法取引により、検察は減刑を勧告する見込みとなったことについて、出演した国際弁護士・清原博氏は「検察の求刑は禁錮6年から7年だと思いますけど、大谷選手への被害弁償や追徴課税を支払えない分、刑期が長くなって最終的には禁錮9年くらいと私は思います」と予想。

 「検察側の負担が軽くなる、捜査に協力したということで刑期が軽くなるわけですね」と説明していた。