テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」（月〜金曜・午前８時）は１０日、銀行詐欺などの容疑を認め有罪答弁の司法取引に合意し起訴されたドジャース大谷翔平投手の元通訳・水原一平被告（３９）が２０２３年９月に、歯の治療で６万ドル（約９３０万円）が必要になり、大谷から小切手で支援を受けたが、その小切手を水原被告が自らの口座に入金し、実際の支払いは大谷のデビットカードを使っていたことを報じた。

　米ＥＳＰＮ局によると禁錮３３年、罰金１２５万ドル（約１億９４００万円）の可能性があるという。司法取引で減刑される見込み。また別途、虚偽の所得申告による追徴で１１５万ドル（約１億７９００万円）の支払いも命じられている。

　コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、歯の治療費を名目に大谷の金銭を詐取していたことに「まさに大谷さんのお金に寄生していた」と指摘した。さらに「我々からするとチーム大谷は非常に万全のチームだと思っていました」とした上で今回の事件、さらに代理人のネズ・バレロ氏が「自分たちで通訳も置かずに、大事な大谷さんの直接の意向を水原被告から聞いているのをうのみにして、こんなことになっちゃっている」と指摘した。

　その上で「大谷さん、今、野球は絶好調だけど、守りも固めなきゃいけないんじゃないですかね」とし「チーム大谷をもう一回再構築した方がいいんじゃないですか？ネズ・バレロさんも含めて。ちょっと危機管理があまりにもできてなかったんだなって」と提言していた。