◆JERAセ・リーグ 阪神2―0巨人(17日・甲子園)

 阪神・森下翔太外野手が殊勲の一打で勝利をたぐり寄せた。2回、近本、中野の連続安打で迎えた2死一、二塁。フルカウントから捉えた飛球は中堅手・佐々木が目測を誤り、中越え2点二塁打となった。チームは1985年にバックスクリーン3連発が生まれた特別な日に、3回の“3連打”で勝利した。

 以下は森下のヒーローインタビュー一問一答

―本当に勝負強い打撃

「そこが自分のとりえだと思っています」

―どんな思いで打席へ

「最近の試合でチャンスでまわってくる場面が少なかった。こういう1回でものにできて良かったと思います」

―右翼から伊藤将の粘りの投球を見ていた。先制打にこめた思い

「先制点取れれば(伊藤)将司さんならゼロで抑えてくれると信じて打ちました」

―勝負強さの理由

「何も考えてないからじゃないですかね(笑い)。平常心です」

―バックスクリーン3連発は

「はい、知ってます」

―頭の片隅によぎったか

「いや、それはなかったですけど、結果的に3連打でチームを勝たせることができたんで。3連発とはいかなかったですけど、3本打ってチームが勝ったんで良かったと思います」

―令和の3連発を見たい

「そのきっかけを自分からつくれれば大山さん、輝さんが続いてくれると思うので、打ちたいと思います」

―ファンへ

「明日も勝ってこの甲子園6連戦全勝したいと思うので、熱い応援よろしくお願いします!」