◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク1―2広島(19日・タマホームスタジアム筑後)

 ソフトバンクの和田毅投手が先発したが、4回途中で治療のためベンチに下がり、そのまま降板した。3回まで無失点投球だったが、4回2死一、三塁で仲田に同点の中前適時打を浴びた直後に、左足の違和感を訴えた。

 ペイペイDで取材に応じた倉野コーチは、和田の「軸足(左足)の(親)指の皮がむけた」と説明。「投手にはよくある。投げていくと、そういうことは起こりうる。珍しいことではないです」と話した。今後については「状態を見て、次の登板がいつになるのかを決めたいと思う。現状では未定。決めてはないです」と明かした。

 和田は今季1軍では未登板。昨年11月の段階で小久保監督に開幕ローテ入りを確約されていたが、開幕前の調整登板だった3月26日のウエスタン・リーグ広島戦(タマスタ筑後)で3回途中、左手中指のマメの状態が悪化するなどして緊急降板。予定されていた今月2日の本拠地開幕投手(ロッテ戦=ペイペイD)を回避した。同10日のウエスタン・リーグのオリックス戦(タマスタ筑後)で復帰。6回無失点と好投した。