日米通算163勝は現役4位タイ

現役投手の日米通算勝利数


デトロイト・タイガースの前田健太は現地時間5月1日(日本時間5月2日)、本拠地で行われたセントルイス・カージナルス戦に先発登板。6回4安打1失点の好投で今季初勝利を掴んだ。

タイガース加入後5試合に登板して0勝1敗、防御率5.96という苦しい船出となっていた前田の2024年。それでもこの日は立ち上がりの2イニングを6人で斬る好スタートを切ると、3回以降は毎回安打を許しながら失点はウィルソン・コントレラスに浴びた一発による1点のみ。

相手の「3番・右翼」で先発出場していたラーズ・ヌートバーとの対決も左邪飛と空振り三振に斬って取るなど6回を79球、無四球5奪三振で1失点にまとめた。

するとその裏、ジェーク・クロネンワースの適時打でパドレスが先制に成功。5回裏には満塁のチャンスでマニー・マチャドに走者一掃の3点適時二塁打が飛び出すなど、一挙4得点で5−0とリードを広げた。

味方打線も3回までに3点を挙げて前田を援護。7回以降は3投手のリレーで相手打線を封じ、4−1で快勝。前田に待望の今季初&移籍後初勝利が舞い込んだ。

前田にとってはこの勝利がMLB通算66勝目。日本人歴代5位につけているほか、日米通算の勝利数も「163」となり、現役選手では和田毅(ソフトバンク)と並ぶ4位タイに浮上している。

▼ 日本人投手・MLB通算勝利数ランキング
1位 123勝 野茂英雄
2位 104勝 ダルビッシュ有
3位 79勝 黒田博樹
4位 78勝 田中将大
5位 66勝 前田健太

【関連記事】
・ダルビッシュ有、中15日復帰戦で待望の今季初勝利!日米通算197勝目、松井裕樹も好リリーフでアシスト
・大谷翔平vs菊池雄星の全対戦成績 メジャーの歴史に刻まれる「花巻東対決」
・カブス鈴木誠也の復帰時期は5月半ば? 指揮官「離脱は4週間程度」も気になる2年連続のわき腹負傷