◆米大リーグ ナショナルズ1―4ドジャース(23日・米ワシントンDC=ナショナルズパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が23日(日本時間24日)、敵地・ナショナルズ戦に「2番・DH」で先発出場。9回先頭で今季2度目の2戦連発となる6号ソロを放った。ナショナルズ戦は9試合目で初の一発。これでホームランを打ったのが26球団目となり、日本人初の“30球団制覇”まで4球団となった。

 この日は本塁打1本の4打数1安打。打率は3割6分4厘に下がったがMLB全体の首位打者は守った。打率だけでなく安打、二塁打、塁打、OPS、長打数、長打率でもMLBトップの“7冠”になった。

 2点リードの9回先頭。バーンズの85・6マイル(約138キロ)スプリットが高めに浮いてきたところを見逃さなかった。打球速度118・7マイル(約191キロ)、飛距離450フィート(約137メートル)の弾道が右翼2階席に達した。飛距離は今季の自己最長だったが、打球速度はキャリア自己最速。エンゼルス時代の22年6月25日、本拠地マリナーズ戦で放った16号ソロの118・0マイル(約189・9キロ)を0・7マイル(1・1キロ)上回るホームランだった。