◆米大リーグ ナショナルズ1―2ドジャース(25日・米ワシントンDC=ナショナルズパーク)

 ドジャース・山本由伸投手(25)が25日(日本時間26日)、敵地・ナショナルズ戦に先発し、大谷翔平投手(29)は「2番・指名打者」でスタメン出場。山本は6回97球を投げて4安打無失点、7奪三振で三塁すら踏ませない好投を見せ2勝目(1敗)をつかんだ。大谷は2三振を喫するなど4打数無安打で9試合連続安打、22試合連続出塁がストップした。

 大谷は山本を援護することが出来なかった。初回1死走者なしの1打席目は、先発左腕・ゴアの前に3球で空振り三振。3回無死二塁の2打席目も外角の直球に手が出て空振り三振を喫した。5回1死一、三塁のチャンスでは初球に反応も二併打。8回無死二塁の4打席目も、3番手右腕・ウィームズの前に三直に倒れた。安打が出ないのは4月13日(同14日)の本拠地・パドレス戦以来10試合ぶりで、出塁がなかったのは3月29日(同30日)の本拠地・カージナルス戦以来23試合ぶりで今季2度目だった。

 試合前の時点で打率3割7分1厘、39安打、14二塁打、73塁打、21長打、長打率6割9分5厘、OPS1・129が両リーグトップの「7冠」だったが、打率は3割5分8厘に降下。同僚のベッツが3打数2安打で40安打(大谷39安打)、打率3割7分4厘、OPS1・113(大谷1・089)として大谷を3部門で逆転した。長打率も6割7分に落ちて、オズナ(ブレーブス)の6割7分8厘を下回り、二塁打、塁打数、長打数の「3冠」になった。