◆JERA セ・リーグ 巨人0―4ヤクルト(1日・東京ドーム)

 巨人は1回、先発の赤星がオスナに先制3ランを浴びて敗戦。東京Dでのヤクルトとの同一カード3連敗は22年5月以来2年ぶり。東京Dのヤクルトとの3連戦で2度の完封負けを喫して3連敗は97年9月に第1戦0―5、第2戦0―12(第3戦は2―4)以来27年ぶりになる。

 初戦は新外国人のヤフーレに完封され、第2戦はサンタナ、第3戦はオスナに決勝打を浴び、外国人3人が立ちはだかった。とりわけ21年から在籍のオスナ&サンタナを苦手としている。セ5球団のオスナ&サンタナとの通算成績を見ると

オスナ(被打率[本])

巨  人・285〈18〉

中  日・259 〈8〉

DeNA・283〈14〉

阪  神・202 〈3〉

広  島・280〈12〉

サンタナ(被打率[本])

巨  人・325〈16〉

中  日・277 〈9〉

DeNA・316〈10〉

阪  神・301 〈7〉

広  島・266 〈9〉

と、被打率、本塁打ともにワーストだ。さらにオスナはこの日が通算24度目の決勝打だが、巨人が最多の7を許している。4年ぶりのV奪回にはオスナ&サンタナ封じが不可欠になる。(恩田 諭)