◆JERAセ・リーグ 巨人2×―1阪神=延長10回=(4日・東京ドーム)

 巨人のドラフト1位・西舘勇陽投手が3番手で登板し、1回無安打無失点。3登板ぶりの無失点&ホールドを記録した。

 1―1の9回に登板。先頭・大山にストレートの四球を与えたが、続く糸原を中飛に斬ると、ノイジーを遊ゴロ、坂本はカットボールで三ゴロに封じた。

 ドラ1右腕は開幕から10試合連続無失点かつ10試合連続ホールドをマーク。だが翌26日・DeNA戦では1/3回を3失点、同30日・ヤクルト戦では1回2失点で2登板連続黒星を喫していた。

 それ以来の登板だった中で、復活の19球。杉内投手チーフコーチは「緊張より不安の方が強かったと思うけど、よく抑えてくれました」とねぎらい、「直球も球速が出ているし、あとはもう開き直って投げるだけなんで。覚悟を決めて。打たれたらどうしようとか思っちゃうと、ああいうふうに四球が出ちゃうんでね」と話した。