神戸の元日本代表FW大迫勇也が、全国のサッカー担当記者投票による「2023年度フットボール・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)」に選出されたことが8日、発表された。大迫は有効投票143票のうち、49票を獲得。ブレーメン(ドイツ)に在籍していた2018年度以来、5年ぶり2度目の受賞となった。

 昨季はリーグ戦で22得点をマークし、クラブ悲願のリーグ制覇に大きく貢献。個人としてもMVPと得点王に輝いた大迫。神戸市内の練習場で表彰されると「うれしいですね。チームの結果が出てこその賞だと思う。色んな人に感謝したい」と喜びを口にした。

 2位の日本代表MF久保建英(Rソシエダード)、3位の同MF三笘薫(ブライトン)を抑えての受賞。「舞台が違うので比較することはできない」と話す一方、「こうやってコツコツと結果を出し続ければこういう賞ももらえる。まだまだ成長していければ。サッカーが楽しいですし、まだまだ続けたいと思います」とさらなる飛躍を誓った。