◆JERA セ・リーグ 中日―巨人(8日・バンテリンドーム)

 巨人・堀田賢慎投手が、4月13日の広島戦(東京D)以来、今季2度目の先発。5回まで4安打無失点の好投で、勝ち投手の権利を得た。

 巨人が1回に先取点を挙げた。先頭の丸佳浩外野手が中前打、1死から吉川尚輝内野手が左前打、岡本和真内野手は四球を選び、1死満塁。ここで、坂本勇人内野手が中犠飛を打ち、1点を先制した。

 堀田は1、2回を3者凡退。3回は先頭の宇佐見真吾捕手に中前打、送りバントで2死二塁とされたが後続を抑え無失点。4回は2死から細川成也外野手に三塁内野安打を打たれたが、中田翔内野手を三ゴロに打ち取った。

 5回は先頭の石川昂弥内野手に中前打、1死から村松開人内野手に右前打、送りバントでの2死二、三塁から大島洋平外野手に四球を与え満塁のピンチを迎えたが、田中幹也内野手を二ゴロに仕留め、粘りの投球で勝ち投手の権利を得た。

 堀田について、杉内俊哉投手チーフコーチは「アバウトだけどゾーン内で勝負ができているね。長いイニングは考えていないから、リズム・テンポ・バランスを考えて腕を振ってゾーン内で勝負してきてほしいです」とコメントした。