オリックス・宮城大弥投手が10日、左大胸筋の筋損傷のため、出場選手登録を抹消された。今季最短となる4回を3失点で降板した8日の楽天戦(秋田)で負傷したとみられ、9日に神戸市内の病院を受診。今後は回復具合を見ながら、リハビリや練習を行う予定だ。

 宮城はプロ5年目で初めて開幕投手を務め、ここまで6試合で2勝4敗、防御率1・49。気温9度の秋田で登板するなど、厳しい条件も重なった。先発陣では左右の両輪として期待されていた山下舜平大投手もファームで調整中。15勝18敗1分けの4位と苦しむチームにとって、山本由伸投手(ドジャース)に代わる新エースの離脱は痛恨だ。