◆JERA セ・リーグ ヤクルト1―2巨人(10日・神宮)

 巨人が執念継投で逃げ切り3連勝を飾った。先発の戸郷翔征投手が7回まで投げ1安打無失点の好投で3勝目。1回に吉川尚輝内野手の1号ソロで先制、7回に小林誠司捕手の1号ソロで2点目を奪い、最後は小刻みな投手リレーで逃げ切った。

【巨人・阿部慎之助監督の試合後コメント】

ー小林がホームラン

「バットを持っているんだよ」

ー吉川も本塁打。伏兵の2発は珍しい

「こういうのも野球だと思うし、あと1本出ていればという試合が多かったけど、こういう僅差の試合を取ることができてね」

ー戸郷に試合中にベンチで声を掛けていた

「この前から、たまにゾーンに入ってストライクが入らなくなる時があるから、そこは自分で受け入れて、それでも打たれていないんだから、まずは受け入れてイライラしないで、ちょっと配球を変えてとかっていうのは言った」

ー小林は守備面でも投手を引っ張った

「そうだね、なんて言うのかな。投手にも与える安心感というのがあるからね。今日は最高のゲームでした」

−新外国人エリエ・ヘルナンデス外野手に期待する部分は?

「期待しているところ?助っ人になってくれたらうれしいですよ」